
急斜面を勢いよく滑る自作のそり
段ボール製のそりで速さとデザインのユニークさを競う「忠類ナウマン全道そり大会」(実行委主催)が21日、幕別町忠類白銀台スキー場で開かれた。晴天にも恵まれ、管内外から参戦した17台が趣向を凝らしたそりと全力のパフォーマンスで観客を楽しませた。
旧忠類村時代から続くイベントで、今年で38回目を迎える。参加チームは約150メートルの特設コースを滑走し、「グッドデザイン」と「スピード」を競った。
今年は新型コロナウイルス感染防止のため、オープニングセレモニーなどを中止して時間を短縮、会場内の一般入場も制限した。
人気アニメ「鬼滅の刃」や、はらぺこあおむし、牛舎と子牛などをモチーフとした力作のそりが続々登場。回転しながらゴールを目指したり、途中で止まってそりをかついで走ったりする姿で会場を沸かせた。
帯広市の阿部真弓さん(53)ら4人はコロナ退散を願い、「帯広南のアマビエ号」で参戦。阿部さんは「最近思い切り笑うことがなかったのですっごく楽しかった。思ったよりもスピードが出ました」と笑顔だった。
関連記事
輪島朝市の関係者が新城の軽トラ市を視察
能登半島地震で被災した石川県の輪島市朝市組合の関係者16人が22日、新城市の軽トラ市を視察した。 輪島朝市は会場となる通りなどが被災。輪島市内の商業施設で昨年、一部が再開した。被災地支援を続...
「地域が誇る縄文世界」発信 長野県茅野市でシンポ
長野県や山梨県の八ケ岳山麓で栄えた縄文文化を紹介するシンポジウム「えっ!縄文ってこんなにすごいのか!2」が21日、長野県茅野市の茅野市民館で開かれた。考古学の専門家による基調講演やトークセッシ...
25日「一夜限りのバル」 元協力隊の2人が協働 陸別産「ジン」提供
陸別町地域おこし協力隊を今春卒業した橋本晶子さんが25日、町内の「種を育てる研究所(タネラボ)」の日向優さんと「一夜限りの世界おばんざいバル」を、ぷらっと広場(陸別原野分線5ノ5)で開く。地域お...
平得老人クラブが60周年 初の記念式典・祝賀会開催
平得老人クラブ(荻堂久子会長、会員160人)の創立60周年記念式典・祝賀会が20日、平得公民館で開催された。周年記念行事を行うのは初めて。会員や関係者らが一堂に集い、60年の歩みを振り返った。 同...