
世界じゅんさい摘み採り選手権大会が開催。参加者は一つでも多くのジュンサイを収穫しようと小舟を操作して指先に集中。〝静かな熱戦〟を繰り広げた(三種町志戸橋で)
三種町の特産・ジュンサイの魅力を発信する「世界じゅんさい摘み採り選手権大会」が28日、同町志戸橋の阿部農園で開催された。遠くは沖縄県などから抽選で選ばれた60人が国内有数の産地を訪れ、小舟に乗り込んで1時間の制限時間での収穫量を競った。
町森岳じゅんさいの里活性化協議会(会長・田川町長)の主催で、今年で12回を数えた。ソロの部20人、ペアの部20組の募集に対し、県内外からソロの部に36人、ペアの部に36組の応募があり、抽選で選ばれた〝強運の持ち主〟が会場のジュンサイ沼を訪れた。
参加者は本県をはじめ、大会史上初めてとなる沖縄県からのほか、大分県、兵庫県、東京都、千葉県、埼玉県、宮城県、岩手県などから顔をそろえた。
開会式で、田川町長は歓迎の言葉を述べるとともに「三種町は日本有数のジュンサイの産地だが、人口減少や高齢化で生産者が少なくなってきている」と現状を報告。その上で「全国各地からジュンサイを摘み採りに来てもらったことはうれしい限り。ジュンサイのファンとして、その魅力を広く伝えてもらいたい」と呼び掛けた。
競技は、1時間の制限時間内で収穫量を競うもの。参加者は木舟に乗り込み、水中に手を入れてはジュンサイを摘み採り、収穫の喜びを味わった。競技終了後は試食もあり、参加者は旬の味を満喫した。
優勝記録はソロの部が1575㌘、ペアの部が2540㌘。ソロの部を制したのは能代市出身で横浜市在住の安部しのぶさん(47)で、「昨年まで4年連続ぐらいで大会に申し込んできたが、すべて抽選で外れた。今年は念願かなっての大会参加で、ジュンサイをたくさん取れるように爪を伸ばしてきた。ジュンサイを食べたい一心で一生懸命収穫した。優勝するとは思ってもいなかった」と喜び、収穫したジュンサイについては「家族みんなで食べたい」と表情を緩めた。
沖縄県浦添市から参加した中村哲也さん(47)は飲食店を経営し、10年以上前から三種町のジュンサイを仕入れて提供しているという。「5月にも三種町に来たが、天気に恵まれず収穫体験はできなかった。ジュンサイイコール三種町という認識。産地で食べるジュンサイはさらにおいしい。来年も参加したい」と語った。
協議会は生産農家や加工業者、農業や商工団体などで組織。阿部農園の阿部隆一さん(80)は「三種町を思い出しながらジュンサイを食べてほしい」と売り込みを図っていた。
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