
トライアスロン最初の種目スイム。合図とともに諏訪湖に飛び込み、力強く泳ぎ始める選手たち
長野県諏訪6市町村を巡る「スワコエイトピークスミドルトライアスロン2025」は29日、諏訪湖と八ケ岳山麓を舞台とする88.6キロ(スイム1.9キロ、バイク66.2キロ、ラン20.5キロ)のコースで行われた。2022年の初開催から3回目となる今年は、全国33都府県から735人がエントリー。長野地方気象台によるとこの日の諏訪市は最高気温31.3度と真夏並みの厳しい暑さとなったが、鍛え抜いた”鉄人”たちは諏訪地方全域を力強く駆け抜けた。
県や6市町村、商工会議所・商工会、長野日報社、日本トライアスロン連合でつくる実行委員会主催。3種目を1人でこなす個人部門と、複数人でつなぐリレー部門で白熱のレースを繰り広げた。
午前8時、下諏訪町の下諏訪ローイングパークでスイムが分散スタート。選手たちは諏訪湖内の漕艇場での遠泳を終えると、赤砂崎公園で自転車に乗り変えた。バイクは湖畔と上川通勤バイパスを経て八ケ岳山麓に駆け上がり、再び諏訪湖に戻る高低差約400メートルの過酷なコース。最後は湖周を反時計回りに走るランに挑み、ゴール会場の諏訪市石彫公園を目指した。
3時間44分5秒で総合優勝した韮澤由吏さん(24)=新潟市=はスイムから一度も首位を譲らず、「昨年はランでトップ争いから脱落したので、今年は最後まで逃げ切ろうと腹をくくった。すごくうれしい」とトライアスロン歴9年目で初の大会制覇に満面の笑み。「バイクは他にないタフなコースだが、その分やりがいがある」と話した。
女子は前回2位の宇治公子さん(43)=大阪府門真市=が4時間7分52秒で初優勝。スワコエイトピークスは3回全て出場しているといい、「湖から山々まで絶景を満喫できるのがこの大会の魅力。昨年のリベンジとかは考えていなかったが、レースを心から楽しめたのが勝てた要因かな」と喜んでいた。
大会は約800人のボランティアと警察や消防、交通安全協会などの関係団体、圏域の医療チームなどが支え、沿道では選手の家族や友人、地域住民らが盛んに声援を送っていた。
上位結果は次の通り。
▽男子 1、韮澤由吏(新潟県)3時間44分5秒 2、梅田航平(神奈川県)3時間46分2秒 3、浜田裕介(東京都)3時間49分7秒
▽女子 1、宇治公子(大阪府)4時間7分52秒 2、久保埜南(東京都)4時間13分25秒 3、中園真理亜(東京都)4時間25分47秒
▽リレー 1、チーム平田3時間37分53秒 2、SUWAKO移住PEAKS3時間46分43秒 3、大杉TWINS4時間5分7秒
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