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市がこども家庭センターを開所 切れ目のない子育て支援【山口】

 山口市は24日、糸米2丁目の市保健センター内にこども家庭センターを開所した。市内三つの出産や子育て支援機関の相談機能を集約し、妊娠から学童期にわたる切れ目のない支援に取り組む。

 児童福祉法の一部改正により、国は2024年度から、妊産婦、子育て世帯、子どもへ一体的に相談支援を行う機関として同センターの設置に努めるよう全国市町に要請している。

 これに先駆けて、市は保健センター内のやまぐち母子健康サポートセンターと家庭児童相談室、旭通り1丁目の山口保育園内に置くやまぐち子育て福祉総合センターをこども家庭センターとして集約。初期相談窓口を一本化し、機能強化を図った。

 保健センター1階に受付カウンターを新たに設置。相談室を7カ所に増設した。このうち1カ所は子どもが遊べるシートやおもちゃを整備した。

 県内自治体では初となる完全個室のベビーケアルーム「ママロ」を設置。授乳やおむつ替えができる。事務室前には子育て情報などを発信するデジタルサイネージも置いた。 保健師や助産師、保育士など35人を配置している。妊娠から子育て相談に加え、相談を支援につなげるサポートプランの作成や幼保育園への入園支援、子どもの相談専用電話を置いてヤングケアラーへの対応も行う。

 同日行われた開所式で伊藤和貴市長は「子ども・子育て全力応援のまちづくりに取り組む市として、これまで以上に安心して子育てしてほしい」とあいさつ。来賓らがテープカットした。市民代表で参加した國澤圭介さん(33)は「子育て支援の充実はありがたい。特に授乳室があるのはうれしい」と話した。

 市子育て保健課の藤本緑課長は「気軽に相談できる施設として、出産、子育ての市民ニーズに応えたい」と話した。

 開所時間は月―金曜の午前8時半~午後5時15分。

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