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宇部日報社

背の高~いコンニャク開花、国内3例目 世界を旅する植物館【宇部】

 

開花した「デカス」と越智さん(世界を旅する植物館で)

ときわミュージアム「世界を旅する植物館」で18日、背の高い巨大なコンニャクの花「アモルフォファルス・デカス・シルヴァエ」が開花した。同種の開花事例は、国内で3例目。珍しい花を多くの人に一目見てもらおうと、同館では20日は午後9時までの夜間開館を実施している。

 世界で最も背が高い花とされる「アモルフォファルス・ギガス」として2018年に購入し育てていたが、今回の開花後に近縁種の「デカス」であることが判明した。サトイモ科コンニャク属の多年草で、高さ3~4㍍に育つ「ギガス」よりはやや小ぶりという。国内では、広島市植物公園での21、22年に続く開花となった。

 今月1日に花芽を確認した当初は約80㌢だったが、約2週間半で全長2・7㍍まで一気に成長した。花の部分だけで1・3㍍あり、中央に直立するクリーム色の棒状の付属体、赤紫色の花びらのような仏炎苞(ぶつえんほう)がつくる独特な外観が、見る者の目を引いている。

 18日夕方に開花が始まり、19日の朝から同種特有の強い腐肉臭を放ち始めた。この日は開花を知らずに来た来館者も多く、「本物の花?」「大きいねぇ」と驚いて見上げながら写真に収めていた。

 開花期間は短く、臭いが放出されてから2日ほどでしぼんでしまうという。栽培担当の越智大吾さんは「ギガスではなかったが、希少種であることに変わりはない。この機会に他には無い芸術的なフォルムや色を楽しんでほしい」と話した。

 夜間開館を実施する20日の午後4時半~6時は、潅水(かんすい)作業で一時閉館する。問い合わせは同館(電話37-2888)へ。

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