やいま村に自然環境局長賞 カンムリワシ保護で功労 日本鳥類保護連盟

環境省自然環境局長賞を受賞した石垣やいま村の渡久山恵氏、連盟総裁賞の久貝勝盛氏、連盟会長賞の長嶺隆氏(左から)=14日午後、東京の虎ノ門ヒルズフォーラム(提供)
日本鳥類保護連盟の2023年度野生生物保護功労者表彰式が14日、東京都内で行われた。八重山からは、長年にわたってカンムリワシの保護に関わってきたあやぱに㈱(上地健太代表取締役社長)運営の石垣やいま村が環境省自然環境局長賞を受賞した。
上地社長は「カンムリワシを守ろうとする全ての人の思いがあって石垣やいま村の活動は成り立っている。今回の受賞もみなさまの思いと活動があってのものだ。心から感謝する。今後もこの活動を続けていきたい」と述べた。
表彰式には、カンムリワシ保護の中心的な役割を担ってきた同社の渡久山恵氏が出席した。
やいま村は、カンムリワシの傷病救護のためにケージを開設。県の傷病鳥獣ボランティア施設として交通事故などで傷ついた個体のリハビリを通じて保護に貢献してきたほか、交通事故防止の普及啓発活動などにも取り組んできた。
県内からは同社のほか久貝勝盛氏が同連盟総裁賞、長嶺隆氏が同連盟会長賞を受賞した。
関連記事
紀南の自治体から職員続々 大雨被害の海南市を支援
6月2日から3日にかけての大雨で大きな被害を受けた和歌山県海南市を支援しようと、紀南の自治体が職員を派遣している。災害ごみの撤去など、復旧に向けた作業に当たった職員は「1週間たってもまだ爪痕が...
高校生ものづくりコン道ブロック大会、測量部門で苫小牧工高が最優秀賞
高校生が3人1チームで測量のスピードや正確さを競い合う第23回高校生ものづくりコンテスト北海道ブロック大会測量部門が8、9の両日、苫小牧工業高校で開かれた。道内8校による対戦で苫工のチームが最優秀...
互いの文化や生活 理解深める ポーランド・アダム大と公益大オンライン交流 イ..
ポーランド共和国で日本語を学ぶ学生と、東北公益文科大学(酒田市、神田直弥学長)の学生による交流会が7日、オンラインで行われ、学生たちが互いの国の文化や生活などについて理解を深め合った。公益大とポー...
ふたりぼっちパスポート 「1人分無料」12日発売 十勝
「十勝シーニックバイウェイトカプチ雄大空間」代表者会議(野村文吾代表)が企画する「ふたりぼっちパスポート」の販売・利用が12日からスタートする。加盟施設の対象商品・サービスを2人で利用すると1...