やいま村に自然環境局長賞 カンムリワシ保護で功労 日本鳥類保護連盟
環境省自然環境局長賞を受賞した石垣やいま村の渡久山恵氏、連盟総裁賞の久貝勝盛氏、連盟会長賞の長嶺隆氏(左から)=14日午後、東京の虎ノ門ヒルズフォーラム(提供)
日本鳥類保護連盟の2023年度野生生物保護功労者表彰式が14日、東京都内で行われた。八重山からは、長年にわたってカンムリワシの保護に関わってきたあやぱに㈱(上地健太代表取締役社長)運営の石垣やいま村が環境省自然環境局長賞を受賞した。
上地社長は「カンムリワシを守ろうとする全ての人の思いがあって石垣やいま村の活動は成り立っている。今回の受賞もみなさまの思いと活動があってのものだ。心から感謝する。今後もこの活動を続けていきたい」と述べた。
表彰式には、カンムリワシ保護の中心的な役割を担ってきた同社の渡久山恵氏が出席した。
やいま村は、カンムリワシの傷病救護のためにケージを開設。県の傷病鳥獣ボランティア施設として交通事故などで傷ついた個体のリハビリを通じて保護に貢献してきたほか、交通事故防止の普及啓発活動などにも取り組んできた。
県内からは同社のほか久貝勝盛氏が同連盟総裁賞、長嶺隆氏が同連盟会長賞を受賞した。
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