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荘内日報社

海洋ごみを考える 由良海岸で親子連れや学生活動

 海洋ごみイベント「山形の海洋ごみを考える日」が9日、鶴岡市の由良海岸などで開催され、親子参加のスポーツごみ拾いやダイバーによる海中清掃、海洋ごみを使ったクラフトワークショップなどが繰り広げられた。

高得点を目指して精力的にごみを集めるスポーツごみ拾いの参加者

 イベントを通じて世界的に問題になっている海洋ごみに関心を持ってもらおうと、由良地域協議会「ゆらまちっく戦略会議」(齋藤勝三会長)などが主催した。1回目の昨年は、新型コロナウイルスの影響により、海洋ごみを題材にした映画上映のみ実施。由良海岸で初開催となった今年は、▽競技形式のスポーツごみ拾い▽大学生によるスキューバダイビングでの海中清掃▽釣り愛好者による白山島などでの漂着ごみ拾い▽マイクロプラスチックを使った万華鏡作り―などが行われた。

 このうちスポーツごみ拾いには、県内の家族連れ約30人が参加。海岸約100メートル区間で、5ミリ以下のマイクロプラスチックを中心にロープや花火のごみなどを拾い、数や重さを競った。父と妹と共に参加した柿崎大知君(10)=新庄市=は「自分もごみをちゃんと捨てようと思ったし、イベントがなくてもごみが落ちていたら拾いたい」と話した。

今年完成したマイクロプラスチック回収機がお披露目された

 ゆらまちっく戦略会議が今年、除雪機をベースに今年開発したマイクロプラスチック回収機もお披露目された。プラスチック製品の原料となるレジンペレット(1ミリ)まで回収することができ、同会議のメンバーが海水浴シーズンの前後で稼働させていくという。齋藤会長は「試行錯誤を繰り返し、7年ほどの歳月を経てようやく完成した。人の手で拾うのと比べて労力がかなり軽減される。まだ1台だけなので、企業との共同開発もしていければ」と話した。

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