離岸流への対処学ぶ 鼠ケ関小 酒田海保「海の安全教室」
鶴岡市の鼠ケ関小学校(齋藤優子校長、児童57人)で8日、酒田海上保安部の「海の安全教室」が開かれ、児童が海の危険性や水難事故時の対応などについて理解を深めた。
5、6年生19人が参加した。児童たちは酒田海上保安部交通課の職員から、飲酒による釣りや遊泳中の水難死が多く発生していることを学習。海岸から沖合に向かってできる離岸流の対処法については、毎秒約2メートルの速さで沖合に流されるため、海岸と平行に向かって泳いで波から抜け出すことなどを学んだ。
最後は、同保安部の職員の指導の下、ライフジャケットの着用を体験し、有事に備えた。 6年の佐藤燈君(11)は「離岸流を初めて知って怖いと感じた。海で泳ぐ上で、知っておかないといけないことが学べて良かった」と話した。
ライフジャケットの着用を体験する子どもたち
海の安全教室は、海に関する正しい知識を身に付けてもらおうと、酒田海上保安部が要望のあった学校で実施している。今回は、今月17日に4年ぶりに開催される鼠ケ関小の遠泳大会に向け、行われた。
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