小学生がボッチャを体験

ボッチャを楽しむ子どもたち(常盤小体育館で)
山口県宇部市常盤小(青山武司校長)で30日、パラスポーツ体験があった。4年生74人がボッチャに挑戦。好プレーも飛び出し、和気あいあいとゲームを楽しんだ。 共生社会をテーマにした総合学習の一環。校区の人権教育も兼ねて実施した。講師は日本ボッチャ協会の審判員3人で、上級障がい者スポーツ指導員でもある大畑直美さん(宇部)、清田徳雄さん(同)、脳性まひで右手足が不自由な国信敬二郎さん(田布施)。白の標的ボールを狙うなど簡単なルール説明の後、各クラス3チームに分かれて対抗戦を繰り広げた。 子どもたちは、すぐゲームに夢中になり、至る所で歓声が湧いた。対戦相手の球をはじいたり、標的を動かして逆転に成功したりすると「ナイススロー」と、ガッツポーズやハイタッチで喜び合った。 大畑さんは「ボッチャは重い障害がある人も楽しめる競技」「国信さんと遠出することがあるが、別段気を使わず、必要なときだけ手を貸す。何か困っている人がいれば『お手伝いしましょうか』と声を掛けるのが共生社会」と伝えた。
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