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長野日報社

住民の孤独・孤立対策に「会話ロボット」 長野県伊那市が実証実験開始

雑談のような会話ができるロボット・ロミィ

長野県伊那市は、住民の孤独・孤立問題の対策として、人工知能(AI)を搭載した会話型ロボット「Romi(ロミィ)」を活用し、コミュニケーションの促進を図る実証事業を始めた。ロミィは数億の日本語データを学習し、雑談のような自由な会話が可能という。市は希望者に貸し出し、効果を検証。集積したデータを生かして新たな支援につなげたい考えだ。実証に参加する人を募集する。

新産業技術を活用した健康増進施策の一環。高齢化やコロナ禍などによる社会のつながりの希薄化を危惧し、会話型ロボットを市民に貸与することで外出機会の創出や生活の質の向上を目指す。事業はシミックソリューションズ(東京都)が受託した。

ロミィは両手のひらに収まるサイズ。話す相手を肯定し、「お疲れ様」「頑張ってるね」などと声を掛けてくれる。天気などの話題にも対応。表情も100種類以上ある。開発はMIXI(東京都)が行った。

22日には市役所でデモンストレーションを実施。白鳥孝市長は「誰もが住み慣れた地域で暮らせる幸せに、新しい技術を使って近づけることが大事」と期待していた。

実証事業の対象者は40歳以上の市内在住者で、人との会話が少ないと感じる人。募集は来年1月17日まで。先着20人で参加無料。実証期間は機器の受け渡し日から2月29日までの最大2カ月間としている。

申し込み、問い合わせはシミックソリューションズ(電話0120・958・706)へ。平日(日~1月3日を除く)の午前10時~午後5時30分。

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