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宇部日報社

妙技に市民くぎ付け、常盤通りでパルクール日本選手権【宇部】

 第4回パルクール日本選手権は23、24の両日、旧宇部井筒屋前の常盤通り(国道190号)に設置された特設会場で行われた。同大会が国道を舞台に開催されるのは初めて。男女のスピードとフリースタイル2部門に国内のトップ選手46人が出場し、華麗なパフォーマンスで集まった観衆を魅了した。  

 パルクールは、走る、跳ぶ、登るなどの動作を通じて障害物を乗り越えるアーバンスポーツ。スピード部門はコースの障害物を跳び越えたり登ったりしてタイムを競い、フリースタイル部門は障害物を使って繰り出すアクロバティックな技の完成度と創造性で得点を競った。  

 23日はスピードの女子決勝と男子予選、24日はスピードの男子決勝と男女のフリースタイルが行われた。スピードでは忍者のようにさっそうと障害物を乗り越える速さ、フリースタイルでは体操選手のようなひねりを加えた宙返りなど一つ一つの技に、観衆からはどよめきの声が上がり、選手のパフォーマンスが終わるたびに大きな拍手が送られた。  

 女子フリースタイルで優勝した永井音寧(ねね)選手(17)は「まさか道路を封鎖した特設会場でやるとは思っていなかった。難しいコンディションだったけど、多くの人が見守る中で演技できて楽しかった。パルクールは同じ技でも選手の個性が出るので、そこを見てほしいし、今回、見てもらった皆さんがパルクールに興味を持ってもらえるとうれしい」と話した。  

 大会に合わせて行われた「宇部アーバンスポーツフェス」では、パルクールの体験会、自転車競技BMXの東京五輪出場選手らによるデモンストレーション、3人制バスケの市民大会なども実施。常盤通りには2日間で計2万4000人(市発表)が集まった。  

 2日間会場で大会を見守った篠﨑圭二市長は「市内外から多くの人が観戦に訪れ、パルクールの面白さを体感できたと思う。今回のイベントを通じて、市民の皆さんには新しいまちの形を感じてもらえたのでは。公道という舞台での史上初の大会は良いものになった」と語った。

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