散策と作品選び楽しんで 蓼科縄文てづくり市

蓼科高原芸術の森彫刻公園で開かれている第1回蓼科縄文てづくり市
茅野市北山の蓼科高原芸術の森彫刻公園で1、2の両日、第1回蓼科縄文てづくり市(同実行委員会主催)が開かれている。ガラスや染色、革、陶器、木工など全国から約130人の手づくり作家が参加。1日はあいにくの雨降りとなったが来場者は小道に沿って並んだテントに足を止めて作品選びを楽しんでいた。
天野悠さん(19)=茅野市蓼科=は父と妹と訪れ「思ったより店が多くて楽しい。地元の活性化にもなると思う」と話した。上田市から息子2人を連れて訪れた岩下友亮さん(32)あずささん(32)夫妻は「どれも手作りでわくわくしますね」と笑顔だった。丸山栄騎さん(45)=長野市=は紙と針金で再現したカブトムシやカマキリの小物を並べた。「芝生が手作り市の雰囲気に合っている。来場者とのコミュニケーションを楽しみたい」と話した。
同イベントは、茅野市や諏訪市の作家など5人が実行委をつくり、地域の活性化を目的に初めて企画。実行委の1人で鉄の造形作家、下平戸事さん=茅野市豊平=は「ロケーションが素晴らしいので散策も楽しんでほしい。蓼科の盛り上がりや作家を育てることにつなげていきたい」と話していた。
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