ボートサミット・全国交流レガッタ歓迎 下諏訪南小の児童と向陽生がのぼり旗制作 長野県
のぼり旗に参加する市町村名を書き入れる下諏訪南小の児童ら
9月29日~10月1日に長野県下諏訪町を中心に開催される「第36回全国ボート場所在市町村協議会首長会議ボートサミットinしもすわ・第32回全国市町村交流レガッタ下諏訪大会」に向けて、下諏訪南小学校で28日、会場で掲げる参加市町村ののぼり旗作りが行われた。同校6年生90人と下諏訪向陽高校(同町)1年生29人が協力して作業を進めた。
町などでつくる実行委員会は、訪れる選手や関係者を歓迎するため、加盟する32市町村ののぼり旗制作を計画。町内の子どもたちにも大会に携わってもらおうと、町内4小中学校と同高校に6~7枚ずつ制作を依頼した。学校側では、この機会に子どもたちの年代を超えた交流ができれば―と調整して、今回、南小の制作を、芸術の選択科目で美術を選択する向陽高1年生が手伝う形で実現した。
作業は6班に分かれて行い、高校生が児童にアイデアを聞き、役割分担を伝えながら進めた。各班とも担当する市町村名の文字とともに、その町を代表する花や動物、特産品のイラストを取り入れた。この日は全ての班が途中で作業を終えたため、南小では9月4日に完成お披露目ができるように、各クラスごと授業で続きを行うという。
作業に参加した児童(12)は「高校生と仲良くなれるか心配してたけど、打ち解けられて良かった。(担当した)登米市の人に喜んでもらえるように仕上げたい」と笑みを見せ、漕艇部に所属する生徒(16)は「全国の大きな大会が下諏訪で開かれるのはうれしいし、楽しみ」と話した。
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