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パッション収穫始まる 瀬戸内町 生育順調、品質に自信

赤紫に色づいたパッションフルーツを収穫する園主の桐山総さん=12日、鹿児島県瀬戸内町嘉鉄

 鹿児島県瀬戸内町の重点振興品目で、皇室献上品として知られるパッションフルーツが収穫期を迎えている。シーズン本格化を前に瀬戸内パッションブランド産地協議会(有田修一会長)は12日、会員の桐山総さん(54)が所有する同町嘉鉄のハウスで収穫祭を開いた。会員らはハウスで収穫した果実を試食して品質に安堵(あんど)の表情を浮かべるとともに、7月下旬まで続くシーズンへ期待を寄せた。

 町農林課によると、今期の町内での栽培面積は2・6ヘクタールで、生産量は前期実績比0・4トン増の40・6トンを見込む。有田会長は今期の生育について「梅雨入り前の日照時間が長く、色乗りがよく玉肥大も良好。糖度も高く高品質な仕上がりになっている」と自信をのぞかせた。

 園主の桐山さんは2019年にIターンして就農。過去3年間は町のハウスを借りて栽培していたが、昨年営農用ハウスを整備した。今期が自身のハウスで初の収穫で「酸味が少なく甘味が強い自信作。多くの人に食べてほしい」と語った。

 同町では16年に産地協議会が設立され、現在25人の生産者が会員として果実生産に取り組んでいる。10年連続で「かごしまの農林水産物認証制度」(K―GAP)の認証を受けているほか、県を代表する農産物として指定される「かごしまブランド団体」にも認定されている。

 瀬戸内パッションは6月下旬から7月初めに出荷のピークを迎える。今年は16日に宮内庁へ発送を予定している。

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