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大津波に備え避難行動話し合う 戸口小で防災ワークショップ 龍郷町

地震発生後に避難するルートを考える児童ら=13日、鹿児島県龍郷町の戸口小学校

 鹿児島県龍郷町の戸口小学校(森智子校長、児童35人)で13日、津波防災ワークショップがあった。名瀬測候所の職員6人が講師として来校。児童らは、大地震に伴う津波を想定した避難行動を話し合うグループワークを通して、災害時に命を守る方法を学んだ。

 気象庁の事業の一環。同測候所は防災について考えるきっかけづくりを目的に、群島各地の小中学校などでワークショップを開いている。

 この日は、海沿いの街で開かれている祭りに参加する道中のコンビニエンスストアで、大地震が発生したと想定。その後の適切な行動を分刻みで、6グループに分かれて話し合った。

 地震発生の20分後に10メートル超の大津波が押し寄せるとの情報が入ると、児童らは手元の地図を使って、移動するルートを模索。

 「家族や近所の人への対応」「情報収集」「崖崩れの発生」など多くの課題が立ちはだかる中、他のグループの発表も参考にしながら、安全な避難方法を考えた。

 6年生の児童は「自分で考え行動する大切さが分かった。地震や津波が起きたときのことを、家族と話し合いたい」と語った。

 進行を務めた同測候所の隈猛さん(38)は「児童たちは意見をしっかり発表できていた。いざというときに取る行動を覚えていてくれたら」と話した。

 同校は昨年、文科省の学校安全総合支援事業「防災教育」モデル拠点校に認定された。ワークショップ後は、台風などの悪天候を想定し、児童を保護者へ引き渡す訓練も実施された。

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