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元気にすくすく育ってね 奄美大島で「サンガツサンチ」海開き

海水に足を浸す伝統儀礼「浜下り」で、子どもの健やかな成長を願う家族=22日、鹿児島

 鹿児島県の奄美群島各地で旧暦3月3日の「サンガツサンチ」に当たる22日、海の安全を祈る海開きの神事が行われた。奄美市笠利町の用安海岸では、初節句を迎えた子の健やかな成長を願い、海水に足を浸す伝統儀礼「浜下り」があり、約20組の親子らが集まった。この日の海水温度は22度。保護者らが子どもたちの足をそっと海に触れさせると、うれしそうに笑う子や、驚いて泣き出す子も。海岸には、海開きを楽しむ家族連れのにぎやかな声が響いた。

 用安の浜下りはリゾート施設「ばしゃ山村」による恒例の行事。神事には海上保安庁や警察、観光関係者ら25人が参加し、今夏の海の安全を祈った。

 龍郷町の女性(34)に抱かれて参加した1歳2カ月の男児は、初めて訪れた海を怖がることなく、笑顔で大はしゃぎ。女性は「元気にすくすくと育ってくれたら。好きなことを見つけ、頑張ってほしい」と顔をほころばせた。

 ばしゃ山村の奥圭太代表取締役社長(47)は「3年ぶりに、多くの方に声を掛け実施できるようになりうれしい。これからも海遊びを楽しんでほしい」と話した。

 同海岸では4月上旬、毒クラゲ「カツオノカンムリ」が多く漂着。21日にも漂着ゴミとともにクラゲが見られたが、スタッフらが清掃を行い安全確保に努めた。

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