全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

スターブリーズ名瀬港初入港 観光と島の文化に触れる 米、英、豪など乗客200人

観光船バースで行われた初入港歓迎セレモニーに出席した、スターブリーズのペドロ・ピント船長(左から2人目)と安田壮平市長(同3人目)=10日、鹿児島県奄美市名瀬

 鹿児島県奄美市名瀬の観光船バースに10日、国際クルーズ船「スターブリーズ」(1万2995トン)が寄港した。同船の名瀬港入港は今回が初めて。観光船バースでは安田壮平奄美市長らが出席し、初入港歓迎セレモニーが行われた。約200人の乗客はバスツアーなどを利用し、島内観光を楽しんだ。

 スターブリーズは米国の船会社が運航する全室スイートルームのクルーズ船。今回のクルーズでは、約200人の乗客に対し約200人の乗組員が乗船しサービスを提供している。乗客の国籍は米、英、豪など。4日に香港を出港し、台湾、石垣島、宮古島などを経て奄美大島へ。名瀬出港後は長崎や鞆の浦(広島県福山市)、大阪を経由し東京へ向かう。

 セレモニーでは安田市長が「奄美ならではの自然や伝統文化、食事、そして温かい人柄に触れて良い思い出をつくってください」とあいさつ。花束贈呈や記念品の交換が行われた。

 スターブリーズのペドロ・ピント船長は「各地の小さな島を巡り、島の文化を身近に感じることがこの旅の目的。奄美のような美しい島に寄港でき、温かく歓迎いただいたことを光栄に思う」と話した。

 この日は島内を巡るツアーバス3台が出発。参加客は県奄美パーク(奄美市笠利町)や大島紬村(龍郷町)を訪れた。市内中心部行きの無料バスも多くの乗客が利用。市が岸壁に設置した臨時の観光案内デスクで地図を受け取った米国籍のデヴィッド・ブラウンさんは「ショッピングや奄美にしかない食事を楽しみたい」と話した。

 出港前には、唄者の平田まりなさんらによる島唄の披露と六調の見送りがあり、多くの乗客がデッキやバルコニーから出港風景を楽しんだ。

関連記事

紀伊民報社

春の運動会始まる 和歌山県田辺・西牟婁地方の小中学校で

 和歌山県の田辺・西牟婁の小中学校で、春の運動会・体育祭シーズンが到来した。18日から26日が開催のピークとなる。  18日には白浜町の白浜中学校(生徒100人)で体育大会があった。中央に並べ...

100年前に思いはせる 賢治ウオークに20人 苫小牧

詩人、童話作家宮沢賢治の来苫から21日で丸100年を迎えるのを前に18日、賢治が苫小牧で歩いた道をたどる「百年目の賢治ウオーク」が行われた。市民ら20人が参加。初夏の日差しが降り注ぐ中、当時の情景...

難失聴でもガイド楽しみたい おびひろ動物園でアプリや筆談体験会

 聞こえない人や聞こえにくい人でも、施設ガイドの説明を楽しみたい-。帯広市中途難失聴者協会(佐々木亜規子会長)は、音声をリアルタイムで文字化するアプリ「UDトーク」や筆談でガイドを楽しむ体験会を1...

荘内日報社

歴史と文化つなぐ26万6000点一括管理 酒田市文化資料館 光丘文庫オープン 「日..

 酒田市総合文化センターの旧中央図書館を活用して市が整備した市文化資料館光丘文庫(館長・金野洋和市文化政策調整監兼文化政策課長)が18日、オープンした。市立資料館、市立光丘文庫に加え、公文書館や埋蔵...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク