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生ごみ資源化実証スタート 沖永良部島の酔庵塾 脱炭素へ可燃ガス、肥料生成

石田塾長(右)の説明を受け、生ごみを投入するホームかがやきの職員=11月30日、知名町(提供写真)

 鹿児島県沖永良部島で持続可能な島づくりを目指し活動している酔庵塾(石田秀輝塾長)はこのほど、知名町と同町の小規模多機能型居宅介護事業所「ホームかがやき」の協力を得て、生ごみを資源化するバイオガス生成装置の実証事業を始めた。沖永良部島2町で取り組む脱炭素推進の観点から、同島で初めて設置した。

 生ごみを発酵させ、可燃性のバイオガスと液体肥料を生成させる装置で、バイオガスは調理用ガスに変えて加熱や給湯に、液肥は畑の肥料などに利用できる。

設置されたバイオガス生成装置

 同事業所では裏庭に設置。11月30日にはお披露目会があり、石田塾長が職員らに装置の使い方など実演を交えて説明した。事業所代表の末川大喜さん(39)によると、同日以降、事業所側が毎日約1キロの生ごみを入れ、酔庵塾がデータ収集や装置管理を行っている。

 石田塾長と末川さんによると、約3週間後の22日現在、気温が低い影響でガスの発生量は少ないが、液肥は20リットルのタンクが2回満杯となり、家庭菜園にまいたという。

 末川さんは「装置を設置したことで職員の意識が変わった。食べ残しが減り、野菜の皮などを料理に活用することで生ごみが少なくなっている。介護の仕事をしながら、町の脱炭素の取り組みに関われることもいい経験。介護の魅力の再認識にもつながれば」と期待を込めた。

実証期間は2023年10月までを予定。酔庵塾では実証を経て今後も島内での装置導入を進めたい考えで、石田塾長は「ただのごみ処理場ではなく、お年寄りがごみを持って集まり、話ができ、元気になれる『コミュニティーステーション』づくりの実証も狙い。液肥を使うことで有機農業推進のサンプルにもなれば」と話した。

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