「ＴＯＫＩＷＡファンタジア２０２２」のイルミネーションコンテストの表彰式が２４日、ときわ遊園地で開かれた。一般公募で集まった５９作品の中から１０賞を決定。大賞は、クリーニング資材の開発や販売を手掛けるノア（矢原健吾社長、宇部市文京町）の「ノアの星の門」が受賞した。

　大賞作品は、７色のＬＥＤ（発光ダイオード）電球で彩られた全長２８㍍の「なないろトンネル」の出入り口に設置された高さ３・５㍍の門。流れ星をモチーフにしており、そこから続くトンネルでは、虹の中を散歩しているような幻想的な光景を楽しめ、フォトスポットとしても人気を集めている。

　表彰式では、ノア業務課の羽場巨人（なおと）課長らに賞状と副賞１０万円を授与。羽場課長は「社員やその家族を中心に延べ３０人に協力してもらい、星の輝きなどの形にもこだわった力作。大賞をいただけてうれしい」と喜んだ。 　この他、ビギナー、学生、一般の３部門ごとの賞も決定した。市民投票による市民賞は後日発表される。ファンタジアは来年１月９日まで。

　受賞団体と作品は次の通り。

　◇大賞＝ノア「ノアの星の門」

　◇ビギナー部門 　▽優秀作品賞＝厚南中「トトロといっしょにすごすクリスマス」 　▽優秀デザイン賞＝川上中生花部「色彩豊かなクリスマスツリー」 　▽優秀アイデア賞＝西岐波中２学年「夢と希望の成る木③」

　◇学生部門 　▽優秀作品賞＝宇部高専専攻科生産システム専攻「チンアナゴベンチ」 　▽優秀デザイン賞＝山口芸術短大「学園祭プロジェクションマッピング」 　▽優秀アイデア賞＝山口大「Ｕｂｅ　ｂａｌｌｏｏｎ」

　◇一般部門 　▽優秀作品賞＝ＳＩＳ「バス」 　▽優秀デザイン賞＝ＡＮＡファンクラブ「ＡＮＡ７０ｔｈアニバーサリースター」 　▽優秀アイデア賞＝安全重機「翼」