空港キャンプ準備万端 トライアルで体制確認 帯広
トライアルキャンプでテントを設営する関係者
北海道エアポート(HAP)帯広空港事業所が9月下旬に開催を予定しているとかち帯広空港でのキャンプの実施に向け、関係者による勉強会を兼ねたトライアルキャンプが、同空港敷地内で行われた。当日使用するテントを設営し、受付や空港見学といった参加者の受け入れ体制などを協議した。
空港キャンプは、空港のにぎわい創出を狙いに、とかち帯広空港の運営に関する協議会の取り組みの一環としてHAPが初めて企画。夜の滑走路ウオークや空港見学、早朝のエプロン(飛行機の駐機場所)でのコーヒータイムなど、空港ならではの内容を予定している。
7月26日の勉強会では、テントの設営場所や受け付け体制、空港見学など、参加者の動線を協議。夜には、滑走路ウオークの誘導灯や滑走路灯の点灯タイミング、光量、記念撮影のポイントなどを確認した。このあと、希望した関係者が実際にテントで宿泊した。
キャンプは9月下旬の開催を予定し、8月中旬に参加希望者を募集。定員は5組で、十勝管内在住者などを想定している。料金は未定。
HAP帯広空港事業所の小笠貴之さんは「制限区域の見学など空港民営化の旗印的なイベントになればと考えており、将来的に東京などからの誘客につながってくれたら」と話している。
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