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タンカン選果スタート 奄美大島 初日8・5トン、仕上がり良好

2022年産タンカンの選果作業を開始した奄美大島選果場=1日、奄美市名瀬

 鹿児島県奄美市名瀬の奄美大島選果場で1日、2022年産タンカンの選果がスタートした。今期のJA共販(農協出荷)量は前期実績比33・04トン減の68・46トンを見込む。初日は個人出荷分(委託)のタンカン約8・5トンが持ち込まれ、外部計測や内部品質を判定する光センサー付き機械での選果作業が行われた。集荷・選果は3月上旬まで続く見通し。

 奄美市から指定管理を受け同選果場を運営するJA奄美大島事業本部によると、期間中はアルバイトを含めおよそ15人体制で作業を行う。集荷日は共販が月・水・金、個人出荷が火・木・土の曜日に設定している。

 今期は新型コロナウイルスの影響で、恒例のはさみ入れ式は中止。生産量は平年より少なめだが、1月12日調査の平均糖度は11・56度と高く、「良好な仕上がり」となっている。

 JAの担当者は「果実が熟しすぎると味が落ちる。今期は全体的に仕上がりも良いため適切なタイミングでの収穫を心掛けて」と強調。収穫時期は平場が2月10日まで。山間部は10日以降に開始し、2月末までを完了の目安としている。

 奄美大島5市町村は今年度、選果場利用の拡大による品質安定化でのブランド力向上を目指し、個人出荷分を含め選果手数料の助成事業を実施。光センサーを通したタンカンの品質が「良」以上の場合、キロ当たり26円の選果手数料を全額助成する。一方、規格外品は助成の対象外となるため、JAは「特に病害果が含まれないよう家庭選果をした上で持ち込んでほしい」と呼び掛けている。

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