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紀伊民報社

パンダの子育てトーク生配信

ジャイアントパンダ「彩浜」の前で子育てトークをする、山下博美さん(左)と飼育スタッフの水本育恵さん=3日、和歌山県白浜町で

 NPO和歌山子どもの虐待防止協会(桑原義登会長、和歌山市)は3日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドの協力を得て、同園で撮影した「パンダ子育てトーク」を動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」で生配信した。ジャイアントパンダの飼育スタッフが、母パンダ「良浜(らうひん)」の子育てなどについて語った。
 11月の「児童虐待防止推進月間」に合わせたオレンジリボン運動の一環。協会では虐待の防止に取り組む人や団体などを紹介する動画を作成して「ユーチューブ」で随時配信している。今回の動画も編集後に投稿する予定という。
 子育てトークの動画は、閉園後にパンダ「彩浜(さいひん)」の前で撮影した。和歌山放送田辺支局のラジオカーリポーター、山下博美さん(52)が進行役を務め、飼育スタッフの水本育恵さん(33)が出演した。
 水本さんは「良浜」の子育てについて、「赤ちゃんを大事に育てていて、スタッフもお手伝いをしている。1、2カ月ずっと赤ちゃんを抱っこして温め続ける姿を見て、すごいなと思う」と説明。イルカやペンギン、ライオンの子育ての様子についても語った。
 また、和歌山信愛大学教授で臨床心理士の桑原会長(74)も登場し、配信中に視聴者から寄せられた質問に答えた。「子どもがあれも嫌、これも嫌と言って困っている」という質問に、桑原会長は「して良いことを教えるのがしつけの第一歩。親がモデルを示し、子どもと一緒にやってみるのが良いと思う」と答えた。
 桑原会長は取材に対し、「より多くの人に情報を届けられるよう企画した初めての取り組み。動画の投稿は、着々と皆さんに関心を持っていただいている。虐待は誰にでも起こり得る。オレンジリボン運動について、もっと広く知ってもらえたら」と話した。

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