冬の海辺に黄色い花 キノクニシオギク

沿岸のコンクリート壁で見頃を迎えたキノクニシオギク(白浜町で)
和歌山県紀南の海辺で、キノクニシオギク(キク科)が黄色い花を咲かせている。県レッドデータブックで準絶滅危惧に分類されている。
紀伊半島に自生する野生のキクで、シオギクとイソギクの自然交雑群と考えられている。高さ20~30センチほどになる。12月ごろに特徴的な筒状の小さい花を多数つける。
県内では日高町以南に自生し、白浜町やすさみ町では、崖地や道路沿いのコンクリート壁の隙間などで群生が見られる。海岸や道路の整備によって自生地の減少が心配されている。
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