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荘内日報社

工事の安全を祈願

 鶴岡市が同市上郷地区の大荒地内に新設する大荒一般廃棄物最終処分場の整備工事安全祈願祭が27日、現地で行われた。工事は2021年9月の完了を見込み、22年4月の供用開始を予定する。大泉地区にある現在の岡山最終処分場は20年9月に埋め立てが満杯となる見込みで、市は大荒最終処分場の供用開始まで処理を民間委託する方針で、委託料は3億円ほどと試算している。

 一般廃棄物最終処分場は、焼却灰や不燃残さなどを埋め立てる施設。大荒の新最終処分場は国道7号由良坂の南側丘陵地を活用して整備し、国道7号から搬入する形となる。新施設は埋め立て面積1万6600平方㍍、埋め立て容量13万立方㍍で、埋め立て期間は15年を計画。廃棄物埋め立て後に覆土する岡山と同じ「サンドイッチ・セル方式」で、雨などの浸出水は二重の遮水シートで土壌に浸透しないようにし、処理水は下水道に放流する。下水道設備を含めた総事業費は約71億円。新施設の施工は佐藤工務・鶴岡建設・佐藤組特定建設工事共同企業体が担う。

 新施設をめぐっては、地元との合意に時間を要したほか、下水道のルート変更もあり、当初21年4月だった供用開始予定が、1年遅れた。このため岡山最終処分場の満杯後は、埋め立て処分の廃棄物の処理を民間に委託する方向となり、大荒最終処分場の供用開始まで約3億円の委託料が発生する見通しとなっている。

 安全祈願祭には、市や地権者、地元自治会、土地改良区、工事関係者ら約50人が出席。神事で皆川治市長が<RUBY CHAR="鍬","くわ">入れを行うなどして、工事の安全を願った。祈願祭後、皆川市長は「建設が進んでいる新ごみ焼却施設と合わせ、市民の衛生的な生活に不可欠な施設であり、住みやすい地域となるよう努める。両施設を利用する三川町ともしっかりと協議を進めていく」とあいさつした。

大荒最終処分場が整備される用地

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