新川小がコーラルウオッチ 身近な海の生態系体験

身近な海に広がるサンゴ礁生態系を体験してもらおうとわくわくサンゴ石垣島(大堀則子代表)は24日、石垣市真栄里の多田浜海岸で新川小学校5年生74人とサンゴの調査や磯に生息する生き物の観察を行った。石西礁湖サンゴ礁基金の助成事業の一環。
海に着くと12のグループに分かれた児童たちは早速、サンゴの健康状態などをチェックしコーラルウオッチカードに書き込んだ。生き物観察では、小さなカニやハゼの仲間、貝類などを観察。生物の名前はゲーム形式の「生き物ビンゴ」で楽しく覚えた。
同石垣島が行う「サンゴガーディアンズスクールプログラム」の一環で、石西礁湖サンゴ礁基金の助成事業を活用。同校の学習プログラムは次回の事後学習を最後に全3回を予定している。
第1回の事前学習ではサンゴに関する基礎知識をアクティビティーを組み合わせて学んだほか、サンゴ骨格をルーペで観察した。 翁長虹心(にこ)さんと田渕李乙(りぃこ)さんは「サンゴの生態や生き物の名前を覚えておくと海が楽しくなる。石垣島の海はきれい」と話し、目の前の海に広がる生態系の大切さについて理解を深めた。
関連記事
宇部市区、8年ぶりの県議選へ 告示日まで1週間【宇部】
統一地方選の第1弾、任期満了に伴う県議選の告示まで1週間となった。前回は無投票だった宇部市区は、定数5に対し現職5人、新人2人の7人が立候補を予定しており、2015年以来、8年ぶりの選挙戦は確実...
マチの魚屋ここに在り 過去10年で十勝管内2割減少…生き残りに懸命
対面販売で魚の旬や産地、おいしい食べ方を消費者に伝えてきた鮮魚店。帯広の老舗鮮魚店「浜谷商店」が1月に閉店するなど、いわゆる「マチの魚屋さん」が十勝でも減っている。消費者の魚離れに加え、切り身や...
海外クルーズ船、3年ぶり寄港 奄美市 乗客650人、地元歓迎
米国の船会社が所有する豪華客船「セブンシーズ・エクスプローラー」(5万5254トン)が23日、鹿児島県奄美市の名瀬港観光船バースに接岸した。新型コロナウイルスの影響で外国からの客船寄港の自粛が...
ネパール伝統成人式 日本生まれの3人、長野県駒ケ根市で
ネパール式のヒンズー教による伝統的な成人式「バルタマン」が23日、長野県駒ケ根市北割一区のネパール料理店「ポカラダイニング」で開かれた。一人前の大人になるために行う通過儀礼で、同店を経営する...