キガシラセキレイ飛来 石垣
美しい夏羽をまとったキガシラセキレイのオス=13日午後、石垣市内のほ場
キガシラセキレイが市内のほ場に渡来した。
体長16・5~18㌢の野鳥で、ロシア中西部やモンゴルなどにかけて繁殖し、冬季は中国南部やインドシナなどへ渡る。日本では旅鳥として少数が渡来し、農耕地や水辺、開けた草地などで観察される。
雄の夏羽は頭部から胸にかけて鮮やかな黄色で、後頚部には黒い襟状の模様が入る。
日本で観察される個体群は、背中が灰色で尾羽根などは黒い。
幼鳥は同じセキレイの仲間のツメナガセキレイなどに似るが、背中などに褐色味がないことや雨覆羽の白い縁が太いことなどで見分けられる。
この日、確認されたのは美しい夏羽に変わったオスの成鳥で、サトウキビ畑でタイワンハクセキレイやキセキレイの群れに交じりえさとなる小さなクモなどを取っていた。
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