浦幌の魅力込め一曲 町民が歌詞と歌声 ライトアップアート体験企画
芸術体験の場をつくる浦幌町の町民グループ「うらほろライトアップアート」(背古宗敬代表)主催の「シンガーソングライターのお仕事体験」で、浦幌をイメージした歌が完成した。歌詞は浦幌の日常と自然の素晴らしさを伝える内容で、講師を務めた希少がんと闘う帯広市出身のシンガー・ソングライター佐脇由佳さん(札幌)が参加者から出された言葉を紡いだ。
歌い方を指導する佐脇さん
お仕事体験会は、10日に浦幌町コスミックホールで開かれ、町民15人が参加した。前回(2月)の体験会では、参加者が佐脇さんが作ったメロディーを聞いて、浦幌をイメージした言葉を出し合った。
この日は佐脇さんがそれを基に完成させた歌詞が披露された。「風も空も大地も」「森や牛のにおい」「ただいま浦幌」など浦幌の日常や自然、思いが込められている。
今回は、歌うための呼吸の仕方や上手な歌い方、練習方法などを学んだ後、参加者がレコーディングに臨んだ。後日、佐脇さんが編集し、「ふるさとの恵み」(作詞者・浦幌のみんな)として完成させる。
普段から歌うことが好きな浦幌中3年の生徒(15)は「歌には浦幌の良さがたくさん詰まっていて、改めて浦幌の良い所を知ることができた」と話していた。
完成した歌詞(1番)
私の好きな生まれ育ったこの家 やさしいご近所さん
会いたい人がいる町
田舎すぎるなんて拗(す)ねた日もあるけど
ここにしかないもの
風も空も大地も
ただいま浦幌 変わらない景色は 守りつなぐ かけがえない恵み
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