Gテクノが石川へ高性能仮設トイレ無償提供
豊川市宿町の「Gテクノ」は、能登半島地震の被災地へ高性能仮設トイレを無償提供している。12日には石川県羽咋市に4台を、18日には輪島市の介護施設へ3台を届けた。
グループ企業と連携し、高速道路のガードレール、フェンスの販売・施工、仮設防護柵の製作・レンタルなどを中核事業にしている。仮設トイレの製造販売、太陽光パネル設置も手掛ける。仮設トイレは高性能で、自宅で使うものと同程度の快適さがある。
石川県や取引先と相談し、提供を決めた。12日は通常のトイレ3台と、軽トラックに乗っており移動可能な1台を届けた。軽トラックタイプはボランティアの人が利用している。
介護施設へは3台を設置した。パーツを組み立てて作るタイプで、室内に置く。施設ではトイレが使えなくなっており、外に出ずに利用したいと要望を受け、室内で組み立てられるものにした。段差が少なく、高齢者でも利用しやすい。
また同社で扱う太陽光パネルをトラックに搭載する電源車は、蓄電池とセットになっており、日中に充電して夜間でも電気を使える。最大出力は5000㍗で要望があれば対応する。
Gテクノの担当者は「熊本地震でもトイレを提供しました。一日も早い復興を願いつつ、必要があれば提供を続けていきます」と話す。
被災地に設置された軽トラックタイプの仮設トイレ=羽咋市で(提供)
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