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北羽新報社

能代の七夕ウイークフィナーレ 「シャチ流し」水面赤く染める

炎で水面を赤く染めるシャチ灯籠(6日午後8時5分ごろ、能代港下浜ふ頭で)

 能代伝統「役七夕」は6日、今年の当番の上町組が能代市の能代港下浜ふ頭で「シャチ流し」を行った。哀調のはやしが奏でられ、ちょうちんで見送られる中、4基のシャチ灯籠が炎に包まれて水面を赤く染めた。
 同日は、自町廻丁の後、午後5時30分に東若会所前から4若が出発して駅前交差点に向かい、県道富根能代線を北進。ファミリーマート能代上町店前の交差点を左折し、大町、川反町、清助町を通って能代港下浜ふ頭に向かった。
 下浜ふ頭では、水面に浮かべた4基のシャチ灯籠に、午後8時ごろから順次点火。道中ばやしから哀調を帯びた流しのはやしに切り替わり、岸壁では関係者がちょうちんを揺らしながら勢いよく燃えるシャチ灯籠を見送り、詰め掛けた観客もその様子を見守っていた。
 シャチ流しを終えた後、関係者は下浜ふ頭を出発して上町交差点まで移動し、解散手打ち式を行って2日間にわたる運行を締めくくった。
 上町組は、リーダー格・親丁の上若、畠若、畠新若、東若の4若で構成され、今年の運行を取り仕切る大丁は東若が務めた。今年は新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」に移行されたが、感染のリスクを下げるため大休止を無くしたり、運行経路を短くしたりし、コロナ禍以前の運行に比べて両日とも運行時間を短縮した。
 役七夕は、市中心部の五町組(大町組、上町組、万町組、清助町組、柳若組)による輪番制で運行。令和2年の当番だった柳若組が新型ウイルスの影響で運行を1年繰り延べたため、上町組の当番は昨年から今年に移った。

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