一面に「赤いろうそく」 クリムゾンクローバー
田んぼ一面に広がるクリムゾンクローバー(和歌山県みなべ町筋で)
和歌山県みなべ町筋の県道沿いにある田んぼで、クリムゾンクローバー(ストロベリーキャンドル、マメ科)が咲き始めた。濃い紅色の細長い花が一面に広がり、通行人らを楽しませている。
地元で農園を営む片山清範さん(45)が6年ほど前から、肥料になるようにと秋に種をまいて育てている。今年は今月12日ごろから咲き始めた。広さ約25アールの田んぼいっぱいに広がり、赤いろうそくが立っているかのよう。蜜を求めてミツバチが飛び交う姿も見られる。
田んぼの肥料にする花といえば、レンゲがよく知られているが、片山さんは「勢いよく育つのがよい。何よりもこの花が好きだから」とクリムゾンクローバーにしたという。この田んぼではもち米を栽培する。耕すのは今週末の予定で、それまで花が楽しめる。
関連記事
下地島空港で「空の日」イベント/「景色とてもきれい」 早朝の滑走路でウオーク
県下地島空港管理事務所と下地島エアポートマネジメントは9日、同空港で「空の日」イベントを開催した。42人の家族連れが参加し、広大な滑走路を歩いたり走ったりする「ランウェイウオーク」体験や空港で働く...
端切れ活用のウエディングドレスがエコプロアワード・奨励賞 蒲郡
蒲郡市八百富町のカーテン製造「サンローズ」は、市内のデザイナー5人と協力し、工場で生じる端切れ生地をアップサイクルしたウエディングドレス「en dress(エンドレス)」を作った。取り組みが評価...
色づき鮮やか、紅葉狩り真っ盛り 長野県岡谷市の出早公園
紅葉の名所として知られる長野県岡谷市長地出早の出早公園でモミジやカエデが赤や黄色に色づき、紅葉の見頃を迎えている。秋晴れとなった9日は多くの人が公園を訪れ、紅葉狩りを楽しんでいた。 同公...
新種のヨコエビ発見 パンダのような白黒模様
和歌山県白浜町など県内の沿岸に生息する白黒模様のヨコエビが新種であることを、広島大学大学院教授らが明らかにした。同町でジャイアントパンダが暮らしていることやその模様から、和名をパンダメリタヨコ...