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宇部日報社

ヘルメット努力義務化から2週間 浸透まだまだ【宇部】

 

ヘルメットをかぶって自転車に乗る市民(市役所前で)

 道路交通法の改正に伴い、年齢を問わず自転車に乗るすべての人に対してヘルメット着用の努力義務が課せられて、2週間がたった。宇部市内での浸透について、宇部警察署の北村成生交通官は「以前よりは着用する人が増えたものの、まだまだ普及しているとは言い難い」と認識しており、今後もチラシ配布などの啓発活動で周知を図っていく。

 改正には、全国で自転車の死亡事故が多発する中、ヘルメットで命を守ろうという狙いがある。これまでは13歳未満の子どもに着用させることが保護者の努力義務となっていた。

 学校現場では、市内の中学校は自転車通学を許可している生徒に対して着用を義務付けているものの、高校は着用について規定していない。県教育委員会は来年度から県立学校に通うすべての生徒にヘルメットの着用を義務付ける方針という。今年度の取り組みについて、宇部高は生徒に対して周知を図るが強制ではないとし、私立の慶進高も各校の動向を見た上で見極めるとしている。

 自転車事故の死亡原因の多くが頭部への衝撃によるもの。同署では、JRの駅や大型商業施設での声掛けの他、幹線道路ではデジタル表示器を使って情報を発信する取り組みも検討している。

 市内ではヘルメットを着用する市民の姿がちらほらと見られ始めた。着用していた70歳代の女性は「命を守るためにも必要」と答え、一方でかぶっていなかった30歳代の男性は、手に入りづらいこともあり、まだ様子見の状態という意見だった。

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