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ヘリタクシーを試乗 緊急搬送や船の欠航時に スペースアビエーション

スペースアビエーションが遊覧とヘリタクシー事業に使用するヘリコプター=4日、波照間空港

 【波照間】スペースアビエーションは4日、波照間空港でテストフライトを行い、公民館役員や住民が搭乗した。緊急搬送や船の欠航時に何か役に立てないかと実施した。

 住民との意見交換で同社の大橋周平執行役員は「急患や災害が発生した際、物資搬入や人員輸送など、民間機でできる範囲で皆さんの役に立つ足になる役割を目指していきたい」と話した。

 1組で最大3人の搭乗ができ、重量は220~230㌔まで。重量で振り分けされて6組計18人が搭乗した。曇り空の中、短時間の遊覧飛行だったが、白波の打ち寄せる海岸沿いやさとうきび収穫後の景色を上空から見ることができた。

 遊覧飛行を終えて仲底善章館長は「50年ぶりに乗った。復帰前、米軍が台風で救援物資を運んでくれたときに乗せてもらった事がある。山がなく、農地が整備されており感動した。海はきれい、島が小さく見えたが、天気の良い日はもっときれいだと思う」と感想を話した。

 初めてヘリに乗ったという40代男性は「揺れはなく、小さい割には乗り心地が良く、景色も良かった。搭乗できる人数が少ないのがネックだが、価格と運航状況が良くなれば使い勝手がいい。価格が高いので島民割引等を行政に考えてもらいたい。延期続きで飛行機が飛ばないならヘリで十分だと思う」と空路としての活用に期待した。 (波照間通信員)

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