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長野日報社

日常を彩るオルゴール 「すわのね」で78年の歴史紹介展 長野県下諏訪町

暮らしを彩ってきたさまざまなオルゴールを並べた展示=ニデックオルゴール記念館すわのね

 長野県下諏訪町の「ニデックオルゴール記念館 すわのね」は、リニューアルオープン7周年記念で、「暮らしの中のオルゴール展2023~日常とあゆむオルゴールの78年」を始めた。同町の日本電産サンキョー(現ニデックインスツルメンツ)が創業以来78年間にわたり生産してきたさまざまな形のオルゴール約50点を展示。日常を彩ってきた暮らしの中のオルゴールの歴史を紹介している。5月31日まで。

 日本電産サンキョーは第2次世界大戦終戦直後の1946年に創業した三協精機製作所が出発点。以来、オルゴールの機構部(ムーブメント)製造で成長し、70年代に世界市場を席巻、80年代には世界市場シェアの90%以上を占めるまでになった。

 展示では、かつて高級品だったオルゴールが、安定した品質で安価に生産できるようになり、日本の一般家庭に普及していった経過を紹介。60年代以降に生産されたジュエリーボックスやライター、コスメケースなどのほか、人気を博したテレフォンレスト(電話の取次時にオルゴールのメロディーが流れる)などを展示した。

 70~80年代に生産された幼児向けオルゴールトイや幅広い世代に大人気となったディズニーキャラクターのオルゴール、カード式手回しオルゴールなども並ぶ。顔が陶器製のビスクドールやオルゴール付きカップアンドソーサーなども見どころ。

 2階の展示室には、1880~1910年代にヨーロッパや米国のパブやレストランで使用されていた大型の木製アンティークオルゴール7点も展示している。

 同館広報担当の畠博一部長は「サンキョーのオルゴールは暮らしに役立つさまざまな商品を生み出してきた。今はない商品もあるので懐かしさを感じてもらい、新しい発見もしてほしい」と話している。

 4月は毎週月曜休館、5月は無休。入館料は大人1000円、小中学生500円。問い合わせは同館(電話0266・26・7300)へ。

■今月から館名変更

 同館は4月1日付で、「日本電産サンキョーオルゴール記念館 すわのね」から、「ニデックオルゴール記念館 すわのね」に館名変更した。親会社の日本電産サンキョーが「ニデックインスツルメンツ」に 社名変更したことに連動した。国内のグループ企業全体でブランド名「ニデック」を冠する社名に移行した。

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