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遊佐中生 創作劇にメッセージ 戦争の悲惨さ 命の大切さ 「沖縄戦の裏側」熱演 修学旅行へ事前学習の成果

 修学旅行で今春、沖縄県を訪問する遊佐町の遊佐中学校(佐藤英喜校長)の2年生90人は昨年来、事前学習として太平洋戦争末期の「沖縄戦」について知識を深めている。これまでの学びを生かし7日、自ら脚本などを手掛けた創作劇「命(ぬち)どぅ宝―沖縄戦の裏側」を同校体育館で上演、1年生や保護者らにあらためて戦争の悲惨さ、命の大切さを訴えた。

 現2年生は進級早々の4月19日(水)から2泊3日の日程で沖縄県を訪問、見聞を広める。これに先立ち昨年12月以降、特に日本で唯一の地上戦となり、住民をはじめ多くの犠牲者を出した沖縄戦について学習。これまでの学びで得た知識を生かし、平和の尊さを広く伝えたいと今回の劇を上演することにした。

 役者はもとより、監督はじめ大小道具の制作、衣装、音響、照明など全て生徒が担当。実行委員長の佐藤璃空さん(14)と監督の菅原ももかさん(14)、助監督の藤田蓮生さん(14)の3人で練った脚本は、沖縄戦を経験した主人公・げんじの脳裏に78年前の記憶がよみがえり、10歳になった孫にその悲惨さを語り掛けるもの。本土防衛のため「捨て石」とされた沖縄に点在した「ガマ」と呼ばれる洞窟で繰り広げられる、げんじと、「幸子」という少女、家族、日本兵とのエピソードを臨場感たっぷりに描き、「命どぅ宝=命こそ宝」というメッセージを訴えている。

 この日は1年生、保護者のほか、町広報にチラシを折り込んだこともあり地域住民も訪れ、幕が上がると、近づく米国兵の足音、銃声のリアルさもあいまって演じる生徒たちに見入っていた。劇中歌として、いずれも沖縄戦を題材にした森山良子さん「さとうきび畑」、ザ・ブーム「島唄」を使用、コーラス担当の生徒たちが斉唱した。

 上演後、げんじ役の高橋正弥さん(14)は「劇を通して戦争の悲惨さを学ぶことができた。沖縄は初めての訪問。見学を通して得た学びを広く知ってもらう活動をしたい」、幸子役の石垣海音さん(14)も「沖縄では、ガマをはじめ今なお残る戦争の傷跡をしっかりと見てきたい」とそれぞれ話した。

沖縄戦をテーマにした劇を上演する遊佐中生徒たち

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