全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

折れたバットで箸 日ハムが体験ワークショップ 田んぼのオーナー事業とコラボ  厚真

プロ野球北海道日本ハムファイターズは1日、折れたバットを使って箸を製作する体験会を厚真町の厚南会館で開いた。選手が使うバットを通して、持続可能な林業について考えてもらおうと、チームが初めて企画した。町観光協会主催の田んぼのオーナー事業でオーナーとなっている道内外の人々が家族らと参加。40人が箸作りに挑戦した。

折れたバットで箸作りに挑戦する参加者

 体験会の開催日は、田んぼのオーナー事業とコラボするチームの被災地復興支援事業「ふぁい田!ATSUMAプロジェクト」で、多くの球団関係者が同町を訪れる日に合わせた。

 球団担当者によると、折れたバットはこれまで廃棄していたが、チームでは年間300本以上が折れるため、昨年、回収を始め、再利用方法を模索していたという。

 この日は、地元で林業や木材加工を手掛けるメンバーでつくる一般社団法人「ATSUMANOKI96」が作り方を指導。参加者はバットの使わなくなった部分を加工した型枠から、カッターやのこぎりで切り出して紙やすりなどで磨き、自分だけのオリジナル箸を仕上げた。

 箸は今後、「FIGHTERS」のロゴを刻印し、塗料を塗って精米した米と共に届けられる。ファイターズファンで、家族と参加した札幌月寒小学校6年の村田智咲さん(12)は「バットを再利用するのはいいことだと思う。家でご飯を食べる時に使いたい」と楽しみにしていた。

 球団担当者は「厚真町は林業も盛んなまち。お米作りもそうだが、共同イベントを通して復興支援になれば」と話していた。

関連記事

紀伊民報社

春の運動会始まる 和歌山県田辺・西牟婁地方の小中学校で

 和歌山県の田辺・西牟婁の小中学校で、春の運動会・体育祭シーズンが到来した。18日から26日が開催のピークとなる。  18日には白浜町の白浜中学校(生徒100人)で体育大会があった。中央に並べ...

100年前に思いはせる 賢治ウオークに20人 苫小牧

詩人、童話作家宮沢賢治の来苫から21日で丸100年を迎えるのを前に18日、賢治が苫小牧で歩いた道をたどる「百年目の賢治ウオーク」が行われた。市民ら20人が参加。初夏の日差しが降り注ぐ中、当時の情景...

難失聴でもガイド楽しみたい おびひろ動物園でアプリや筆談体験会

 聞こえない人や聞こえにくい人でも、施設ガイドの説明を楽しみたい-。帯広市中途難失聴者協会(佐々木亜規子会長)は、音声をリアルタイムで文字化するアプリ「UDトーク」や筆談でガイドを楽しむ体験会を1...

荘内日報社

歴史と文化つなぐ26万6000点一括管理 酒田市文化資料館 光丘文庫オープン 「日..

 酒田市総合文化センターの旧中央図書館を活用して市が整備した市文化資料館光丘文庫(館長・金野洋和市文化政策調整監兼文化政策課長)が18日、オープンした。市立資料館、市立光丘文庫に加え、公文書館や埋蔵...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク