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宇部日報社

広島原爆の日 犠牲者を追悼する式典

献花する参列者(6日午前8時10分ごろ、県自治労会館で)

 広島原爆の日の6日、山口市元町の県自治労会館で犠牲者を追悼する式典があった。県内の被爆者やその家族ら30人が献花して哀悼の意を表し、核兵器の無い世界を願って祈りをささげた。

 開会に当たり、主催した県原爆被爆者支援センター「ゆだ苑」の八代拓理事長が「投下から77年が経過しても原爆の傷は癒えないまま、記憶だけが薄れている。だからこそ今を生きる被爆者を支援し、核兵器の根絶を呼び掛ける活動を続けていく」と改めて誓った。

 1歳の時に被爆した村上暢英さん(78)=山口市平井=が、原爆投下後にのどの渇きを訴えて亡くなった人たちのために献水を行った後、参列者が1人ずつ献花台にキクの花を手向けた。午前8時15分には1分間の黙とうをささげ、犠牲になった人の霊を慰めた。

 閉会後、一部の参列者は宮野下江良の「原爆死没者之碑」を参拝した。

 県原爆被害者団体協議会の副会長を務める村上さんは「現在の核兵器は広島に落とされた原爆の1000倍の威力があるという。使うことはもちろん、所持すること自体がおこがましい」と話していた。 

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