喜舎場兼大君（右）へ目録を贈呈する余剰金管理責任者の砂川栄秀さん＝3日午後、真栄里公園

　登野城小学校創立140周年記念事業の余剰金を活用した派遣助成金の交付式が3日午後、行われ、第42回九州ブロックスポーツ少年団サッカー交流大会に出場するＦＣ琉球石垣スポーツ少年団の喜舎場兼大君（同校5年・10）に1万円が贈呈された。

　同会は記念事業の決算余剰金を九州・全国大会に臨む個人団体の派遣費助成に充てる活動を5月から行っている。助成は喜舎場君で3人目。

　同日午後、真栄里公園で行われた交付式で余剰金管理責任者を務める砂川栄秀さんが喜舎場君へ目録を贈呈。「九州でも活躍できるよう頑張って」とエールを送り、「今後もスポーツ、文化で多くの登小っ子が九州、全国に羽ばたいて欲しい」と期待を寄せた。

　ＦＣ琉球石垣は5日から福岡県で開かれる九州大会に県代表として出場し、九州制覇を目指す。

　フォワードとして出場予定の喜舎場君は「得意のドリブルでゴールにつながるプレーができたら。1試合2得点は決めたい」と意気込み、「一生懸命プレーしていい結果を報告したい」と語った。