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ぎゅっと〝アイ〟を染め 生徒ら伝統工芸体験 八重農ライフスキル科

八重山の伝統工芸「藍染め」を体験する八重山農林高校ライフスキル科1年生ら=20日午前、同校

 八重山農林高校(山城聡校長)ライフスキル科は20日午前、石垣市織物事業協同組合員を講師に招いて「染色教室」を行った。1年生36人がオリジナルトートバッグに藍を染め、八重山の伝統的工芸の技術を体験した。

 民間活力導入事業の一環。同組合員で、同校の非常勤講師でもある豊川奈津子氏が講師を担当。平良佳子理事長も生徒の指導にあたった。

 生徒らはそれぞれの思い描く模様に合わせ無地のトートバッグを部分的に絞り、藍で2回染色。平良理事長は「藍は雑に扱うと染まらない。しっかり染まれば、皆さんの愛が染まったということ」と伝えると、生徒らも「しっかり『アイ』に染まれ」と繰り返し念じながら藍の染色液の中で丁寧にもみ込んだ。

 初めて藍染めを体験した須田夏帆さん(16)は「染色液につけた直後は緑色だった布を乾かすと酸化してどんどん青色に変わっていくのを見て感動した」と目を輝かせた。

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