新しい鳥居お披露目 熊野古道「継桜王子」で

継桜王子の新しい鳥居をお祓いする神職ら(和歌山県田辺市中辺路町野中で)
世界遺産に登録されている和歌山県田辺市中辺路町野中の熊野古道「継桜王子」で3日、老朽化のため建て替えられた鳥居のお披露目を兼ねた正月の神事が営まれた。
所有者の近野振興会によると、継桜王子の入り口には1940年に建てられた鳥居があった。しかし、下部が腐り、倒れないようワイヤを張って補強しているような状態だったことから、継桜王子で県指定無形民俗文化財「野中の獅子舞」を奉納している近野獅子舞団の協力で建て替えた。昨年11月12日に古い鳥居を撤去し、12月24日にヒノキの紀州材で造った新しい鳥居が完成した。
この日は継桜王子の「歳旦祭」として神事があり、関係者約15人が参列。神職がおはらいをしたり、祝詞を奏上したりした。
獅子舞団の岡上哲三代表(75)は「建て替えは長年の念願で、背景の野中の一方杉と調和した最高の鳥居を建てていただいた。コロナ禍が早く収束し、再び多くの方に訪れていただきたい」と話していた。
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