
マツタケを手にする「山六会」の皆さん。今年は豊作で味も香りもいいという
長野県諏訪市湖南などで秋の味覚のマツタケが収穫されている。梅雨の時期が秋に似ていることから出るとされ、「土用マツタケ」とも呼ばれる。今年は長雨の影響もあり、この時期としては”豊作”で虫食いも少ない。同市南真志野のマツタケ採りのグループ「山六会」のメンバーも「品質、量ともにこれほど良い年はめったにない」と表情は明るい。
会長の山本正和さん(62)によると、「土用マツタケ」は一般的に秋のマツタケと比べ、香りが弱いが、今年は香りも秋並みにあり、品質、味ともに「申し分ない」という。今月10日ごろから採り始めたが、収穫量はここまで例年の約5倍。自家消費だけでなく、直売所にも出荷するという。
24日は約20本を採り、中には17センチほどの大きさのマツタケもあった。山本さんは「地温の関係から、土用マツタケもそろそろ終わり。秋もこの調子で豊作となってほしい」と満面の笑みを浮かべた。
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