ダム工事の伐採樹木を有効活用
設楽で薪づくり体験会
ダム工事で排出される木の残材の有効活用を考えようと東三河森林活用協議会は3日、設楽町大納庫胡桃窪地内で薪(まき)づくり体験会を開いた。
設楽町内では設楽ダム工事が本格化すればダム湖や関係施設建設で樹木が伐採され、幹は木材として流通するが端材や枝葉の活用策は検討中だ。 今回は国交省設楽ダム工事事務所が協力し、スギやヒノキ、ナラの木が用意され、協議会メンバーの企業が準備した薪割機で薪づくりを行った。 家族連れら約50人が参加して約20㌧ほどの薪を持ち帰った。参加者は「薪ストーブの燃料が手に入った」などと語った。 同協議会は「山の荒廃も危ぐするほか、町内で残された樹木から出る端材の有効活用も検討している。今後もイベントで周知していきたい」と話した。
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