新病院では車の入場方法や駐車の際の順路などが一新される

　帯広厚生病院（菊池英明院長）の新病院（西１４南１０）が５日午前９時から、外来診療を開始する。入院患者の搬送のため１０月３０日に旧病院での外来診療を終了したため、６日ぶりの診療再開となる。新病院では車での入場方法や診療受付などが一新され、混雑も予想される。病院側は院内の案内など手厚い対応を心掛ける方針。

　休診が続いたことから、初日は患者の集中も見込まれる。さらに駐車場の入場方法や受け付け方法が変わるため、病院周辺や院内で混乱が生じる心配もある。

　このため、病院側は駐車場に誘導係を置くほか、メインエントランスを入ってすぐの「ホスピタルモール」にガイド役のスタッフを約２０人配置する。通常の２倍以上の人員で対応し、利用者が迷うことがないよう丁寧に説明するとしている。

　５日は午前８時から招待者、関係者のみのオープニングセレモニーを実施し、同８時半にメインエントランスを開放する予定。