できたてのそばを味わう来場者
収穫の秋を彩る「北海道そば祭り」(実行委員会主催)が29日、町保健福祉センターなごみ前駐車場を主会場に始まった。2日間の日程で町内外14のそば打ち愛好グループやそば店が出店する。初日から多くの人でにぎわい、各地の「とれたて」「ひきたて」「打ちたて」「ゆでたて」の新そばを堪能した。
北海道150年事業として、恒例の「第17回しんとく新そば祭り」と併催。期間を2日間に拡大し、町内10団体、管外からは4団体が出店している。
紋別市の北海道そばは、オホーツク海産高級ズワイガニの天ぷらをトッピングしたそばを売り出した。全国一の産地として知られる上川管内幌加内町そば活性化協議会では、地元育成品種ほろみのりを提供した。町内団体もそれぞれ個性を出し、一丸で「新得そば」をアピール。各店前には長蛇の列ができ、来場者は心ゆくまで新そばの食べ比べを楽しんだ。函館市から訪れた公務員古矢武士さん(54)は「新得そばは風味、コシが強くておいしい。なかなか手に入らないので、そば粉も買って帰りたい」と話していた。
30日は午前10時~午後3時。そばを使った菓子やデザートを販売する「そば茶屋」、共働学舎新得農場のチーズなど特産品が並ぶ売店コーナーも。
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