芽室町内のワイン醸造所「めむろワイナリー」(町中美生、尾藤光一代表)の、2023年ビンテージ「たのしむ 清見ロゼ」(1本750ミリリットル、4950円)が完成した。5月1日から販売を開始する。
2023年産のロゼワイン「たのしむ」を手にする(左から)尾原醸造責任者と望月マネジャー
ロゼは赤ワインと同じ赤いブドウを使用するが、製造過程が異なる。同ワイナリーでは、赤いブドウを搾ったジュースを発酵させたものと、実と一緒に皮や種も発酵させて造る赤ワインの発酵開始翌日に、液体の部分だけを抽出したものをブレンド。尾原基記醸造責任者は「発酵に使用する酵母も別の種類にすることで、味わいや香りに幅が出る」とこだわりを語る。
2023ビンテージでは、生産者でもある尾藤社長の農園で収穫されたブドウ「清見」を100%使用。ロゼは昨年度よりも、淡くサーモンピンクのような色合いになった。
ストロベリーのような果実の香りが広がる軽やかなワインに仕上がり、望月美伽マネジャーは「ワインが初めての人や、母の日のプレゼントにお薦め」とPRする。
尾原醸造責任者も「ワイナリーにもぜひ遊びに来てほしい」と来店を呼び掛けている。
製造本数は219本。店頭とオンラインショップで販売する。
問い合わせは同ワイナリー(0155・65・2077)へ。
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