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北羽新報社

釣り人の水難事故に備え訓練 能代山本広域消防

渓流釣りやサクラマス釣りのシーズンを前に、水難救助技術の向上に努める隊員たち(能代港中島ふ頭で)

 能代山本の河川での釣りシーズンを前に、能代山本広域市町村圏組合消防本部は19日、能代市の能代港で水難救助訓練を行い、有事への対応や隊員間の連携を確かめた。
 毎年県内外から魚信を求めて多くの太公望が訪れる能代山本地域。渓流釣りは21日の八峰町の真瀬川を皮切りに始まり、4月1日には米代川水系を含む県内各河川でサクラマス釣りが解禁される。
 一方で水難事故も相次いでおり、同消防本部管内では能代市二ツ井町地内の米代川でサクラマス釣りをしていた人が川の中で転倒したり、岩場から落水して溺れ、亡くなる事故が昨年と一昨年に発生している。
 同消防本部の水難救助隊では、能代港中島ふ頭などで年6回訓練を行い、救命艇の操縦や救助技術の向上に努めている。特に3月の訓練は、釣りシーズン直前ということもあり隊員が一層気を引き締めて取り組んでいるという。
 この日の訓練は、能代港で海中に転落した人が発見されたという想定で実施し、隊員13人が参加。隊員たちは空気ボンベやシュノーケルなどの装備を着けて入水。水底で円を描くようにして要救助者を探す「環状検索」を行ったほか、水面に浮く要救助者を救命艇に引き上げる手順を確かめた。
 水難救助隊の川村耕平さんは「訓練では現場到着後、迅速に入水し要救助者を助けられるように心掛けている。ここ数年管内では釣り中の水難事故が発生している。すぐに出動できる体制は整えているが、釣りをする際は命を守るためにも必ずライフジャケットを着けてほしい」と話した。

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