パリ五輪懸け力走へ 鈴木亜由子選手インタビュー
マラソンの鈴木亜由子選手が、パリ五輪代表の残り1枠を懸けた「名古屋ウィメンズマラソン」(3月10日)に出場する。現在は、米ニューメキシコ州アルバカーキで高地トレーニングを続けている。本紙などのオンライン取材に応じた。
―4日の香川国際丸亀ハーフマラソンでは1時間8分51秒をマークしました。どんなテーマで走りましたか。
◆マラソンより速いスピードで、どこまでペースを維持できるかがテーマ。記録はそれほど意識していなかったのですが、目標(1時間9分台)よりは走れて手応えを感じました。
―見つかった課題は。
◆ラスト5㌔でラップタイムが落ちたので、後半が課題だと思います。
―今後はどのような練習をしていきますか。
◆ハイペースなレース展開に対応するため、最後までスピードを維持できる力を養うこと、アップダウンを走って、最後までバテない脚をつくることを意識しています。
―前田穂南選手(天満屋)が日本記録の2時間18分59秒を出したことについて。
◆刺激になりましたし、やることをすべてやって臨みたいという気持ちが強くなりました。
―応援してくれる皆さんへのメッセージを。
◆昨年自己ベストを出すことができた相性の良いコース。悔いのない準備をしてスタートラインに立って、自分を信じて走るだけ。応援が背中を押してくれるのではと思っています。
【聞き手・北川壱暉】
関連記事
南部梅林が開園 見頃は2月中旬から
「一目百万、香り十里」とうたう、和歌山県みなべ町晩稲の南部梅林が25日に開園した。梅林公園の観賞用品種は数輪咲いているが、梅林全体はまだつぼみの状態。開花は例年よりやや遅めで、運営する「梅の里...
雪景色の露天風呂「心地よい」 鹿追・然別湖「コタン」開幕
銀世界が広がる氷結した湖上にイグルーが立ち並ぶ「しかりべつ湖コタン」(実行委主催)が25日、鹿追町の然別湖で開幕した。国内外の観光客が訪れ、雪や氷を生かしたアトラクションに笑顔を見せた。 ...
庄内浜「ボラ」のブランド化を 希少価値の「からすみ」に 「日本酒のつまみに..
鶴岡市立加茂水族館・魚匠ダイニング沖海月は庄内浜で取れる「ボラ」のブランド化を目指している。卵巣で「からすみ」を仕上げ鶴岡市のふるさと納税返礼品のラインナップに加えた。「日本酒のつまみに最高」と...
つくる喜び味わう 伝統の黒糖作り 和泊町・大城小
鹿児島県和泊町の大城小学校(根釜恵理子校長、児童30人)で23日、伝統の黒糖作り体験学習があった。5、6年生9人を中心に全校児童が参加し、先人の苦労や自分たちで作る喜びを味わった。 同校...