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荘内日報社

荘内銀北都銀26年度合併目指す 東北初県境越え 広域地方銀行へ 経営資源の効率化・基盤強化図る

 フィデアホールディングス(HD、仙台市、新野正博社長)は25日午前、傘下の子会社の荘内銀行(鶴岡市、松田正彦頭取)と北都銀行(秋田市、伊藤新頭取)が2026年度中の合併を目指した検討に入ると発表した。人口減少や企業数の減少など構造的な課題を抱える中、さらなる経営資源の効率化を進め、経営基盤の強化を図る考えで、これまでの経営統合から両行の合併に踏み出す。合併新銀行の行名や本店所在地、役員体制などは未定で、今後の合併協議で検討する。合併が実現すれば、東北では初の県境を越えた広域地方銀行となる。

 荘内、北都の両行は2009年10月、経営統合した上で金融持ち株会社・フィデアHDを設立。基幹系システム統合やグループとしての本部機能の一本化、事務集中部門の統合、関連会社の再編などを実施してきた。両行が営業地盤とする山形、秋田両県は人口減少の加速とともに、企業数の減少もあり、マーケット規模が縮小傾向にある。こうした背景が、経営統合から一段進めた合併に向けた検討への背景とみられる。

 25日午前、フィデアHD、荘内銀行、北都銀行それぞれの取締役会で、合併を目指し具体的な検討を進めることを決議した。同日午後に仙台市で開く3者のトップによる記者会見で、合併の狙いなどを説明する。両行は今後、合併準備委員会を設置し具体的な協議に入り、25年度の両行の株主総会での議決、関係当局の認可を経て26年度中に新銀行をスタートさせる。

 フィデアHDは今回の発表に伴う24年3月期通期の業績予想に変更はないとしている。北都銀行に対して10年3月に実行された100億円の公的資金注入は、期限を2年間前倒しし23年2月に完済されている。

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