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絹姫サーモンの薫製付き“食べられる”情報誌を発刊

「そのとちブック」を持つ松浦社長㊧と金田さん=豊川堂イオンモール豊川店で

 “食べられる”情報誌「そのとちブック」の第1弾として、設楽町で養殖される魚「絹姫サーモン」が取り上げられた。「ピクスデザイン」(名古屋市)が出版した。切り身の薫製が付いている。

 デザインの力で地域ビジネスを盛り上げようと松浦克彦社長(28)が企画した。一次産業の従事者が減っていることから設楽町豊邦の県淡水養殖漁協を取材して作った。

 B5判32㌻。絹姫サーモンの説明と組合の米花晃雄さんのインタビュー、食材を生かしたレシピのほか、設楽町の観光案内も紹介する。税込み1290円。豊川堂(カルミア店、イオンモール豊川店、アイレクステラス店)とエムキャンパスフードの4店と、ピクスデザインネットストア=QRコード=で。

ピクスデザインネットストアQRコード

 21日には豊川堂イオンオール豊川店で発売記念が開かれた。松浦社長は「一次産業に携わる人が高齢化している。生産者の思いを伝える手立てとしたかった」と語った。淡水漁協の金田智希さんは「薫製を付けてPRする発想がなかった」と感想を述べた。

意見を述べる小川さん

 他業種の生産農家も参加。キウイ農家の平野耕志さんは「土地を管理する人など後継者を探さなければならない」と課題を述べたほか、田原市のミニトマト農家の小川浩康さんは「農業などが一次産業として成り立つことを示さないと、同業者が増えない」と指摘した。

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