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北羽新報社

八峰町で冬の味覚・寒ダラ漁スタート

県漁協北部支所管内の沖合底引き網船が今年初めて出漁し、マダラを水揚げ(八峰町の八森漁港で)

 県漁協北部支所管内の沖合底引き網船は11日、今年初めて出漁した。真冬の海の幸として親しまれているマダラの水揚げもあり、八峰町八森の八森、岩館両漁港で合わせて約1㌧が揚がった。
 厳冬期に産卵のため回遊するタラは「寒ダラ」と呼ばれ、白身の淡泊な味が鍋や焼き物、蒸し料理とさまざまな料理に合う。また、雄の白子は「ダダミ」と呼ばれ、消費者の人気が高い。
 マダラ漁は季節(沿岸)ハタハタ漁が終了する年明けから水揚げが本格化する。しかし、同支所によると同町の八森、岩館両漁港の底引き網船計6隻は、しけが続いていたため昨年12月25日を最後に出漁できないでいた。今月11日は17日ぶりの出漁となり、午前6時ごろにそれぞれの漁港を出港し、魚介類を積んで夕方までに戻って来た。
 八森漁港で658㌔、岩館漁港で433㌔が揚がり、競りに掛けられた。浜値で1㌔当たり雄は約1200円、雌は約700円の高値が付いた。
 八森漁港で操業する男性漁師は「ようやく出漁できたが、タラを取るにはまだ早かったようだ。今後なるべく漁に出て取りたい」と話した。
 別の漁師の男性は、漁場となる本県と青森県の県境西側約30㌔沖の表面水温が12度とし、「10度以下にならないと取れにくく、まだ水温が高かった」と話したが、「まずは今年初めて海に出て様子を見られて良かった。次に出られるのは20日ごろだが、その時には水温も下がり、まとまった量が揚がってほしい」と期待した。

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