年の瀬が近づき、年越しそば作りが最盛期を迎えている(能代市戸草沢で)
大みそかに1年間を振り返りながら食べる年越しそば。能代山本のそばどころの能代市鶴形や八峰町峰浜石川、三種町志戸橋の各地区ではそば作りがピークを迎えている。
このうち、同市戸草沢の鶴形そば製造加工(小林秀彦代表取締役)では25日に年越しそば作りを開始し、約30人体制で連日作業に励む。11月末までに予約があった約4万6千食分を年内に出荷する予定で、地元住民や産直施設、スーパーに届けるという。
江戸時代から続く鶴形そばは、そば粉だけで作る十割そば。地区で栽培したソバと、青豆で作った豆乳を使用し、手打ちにこだわっている。
毎年、一部の予約を断らざるを得ないほど忙しく、作業場では、生地を練り延ばした後、均等な太さで切り、麺をゆでるなど、手際良く作業を進めている。
今年は大雨や猛暑、クマの食害などで、ソバの収穫量は例年の半分以下の不作だった。小林代表は「品質は良く、皆さんにおいしく食べてもらおうと心を込めて作っている。鶴形そばを食べる人が良い年を迎えられるように頑張っていきたい」と話した。
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